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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百五話 ここの所忙しかったので少し休みませんか?
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かったのだろう。それが言い訳にすぎぬという事をよく知っていたからだ。戦闘記録は機密事項として軍務省に保管されているが、当然そこにはレコーダーもある。それを卿自身の耳で聞いてみるがいい。あの時、一体どのような会話が交わされ、どのような選択があったのかを。間違いなく私は第237駆逐隊の僚艦に注意を促した。それも何度もだ。」
それを聞き入れることはなかったがな、とラインハルトはつぶやいた。
「あの時は誰もが必死だったのです。あなた自身にもそのような経験はあるでしょう。それを棚に上げて、ラインハルト様ばかり悪し様に言うことは――。」
「黙れ・・・・!!黙れ黙れ黙れ!!!!」
ベルンシュタインがキルヒアイスの言葉を遮って喚いた。
「俺は騙されないぞ!!そんな詭弁に俺は騙されないぞ!!!親父はお前のせいで死んだ!!すべてお前のせいなんだ!!!お前の、お前の!!!!」
ベルンシュタイン中将の顔はすさまじい形相だった。口から泡を吹き、眼は血走り、狂人の様相を呈している。
「言う事はそれだけか?卿の父君のことは私も残念だったとは思う。だが、父君は帝国軍人として死んだ。そのことを卿は考えたことがあるか?」
「黙れ!!!貴様が、貴様が親爺を殺したんだ!!!」
ラインハルトはと息を吐いた。目の前にいる人間の本心を掴んでしまったからである。
「この者を去らせろ。もはや言うべきことは言ったと見える。こちらとしてももはや聞くべきことはない。」
衛兵たちが彼の腕に手を駆けようとした時、事は起こった。
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