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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百五話 ここの所忙しかったので少し休みませんか?
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て随分無遠慮な言い草ね。元はと言えばあなたが強引に企画したせいじゃない。」
ヴァリエがティアナに釘をさす。
「無責任にもほどがあるわ。今もし爆弾でも投げ込まれたらローエングラム体制は一瞬で終わるのよ。私が今回の為にどれだけ警備に心を砕いたか、いい加減わかってほしいわ。」
「はいはい、そうでしょうとも。」
3人とも話してないで料理を作るのを手伝って、とエレインが声をかけてきた。ルグニカ、レイン・フェリルらは既に台所に陣取って思い思いに作業を始めている。
「あ、はい!」
『あ、ストップ!!!』
ティアナとヴァリエがフィオーナを押しとどめた。
「あなたは奥さんらしくお客様を居間でおもてなしするのが仕事!」
と、ティアナが言えば、
「ここは私たちに任せて、さぁ、あなたは居間で仕事をしていてくれればいいから。」
と、ヴァリエも歩調を合わせる。
「え?で、でも、私だって料理しないと――。」
『ほら、いいからいいから!!!』
ティアナとヴァリエが強引にフィオーナを外に押し出す。いつも仲が悪い二人だったが、この時だけは息がぴったりと合う。廊下のドアを閉めて台所に戻ってきた二人、そして台所組は一様にと息を吐いた。
「・・・・わかっていないんだな。」
ルグニカがつぶやく。
「ま、昔っからそうだけれどね。本人にその自覚がないことが私には信じられないけれど。」
と、エレイン。
「あの日、あの料理を食べた瞬間、作り手の技量を疑ったよ・・・・。わざとやってるんじゃないかって思うくらいの凄まじさだった・・・・。」
その時のことを思い出したらしくルグニカが総身を震わせた。
「大陸演習で料理を初めて作って、十数人を病院送りにしたっていうのは今でも破られていないギネスなのよね。」
ティアナがつぶやいた。
「大陸演習?そんなの女性士官学校にありましたか?」
「ああ、いいえ!こっちの話。」
ルグニカの問いかけにティアナが笑ってごまかした。演習は演習でも前世における士官学校候補生時代の出来事だからである。





帝国暦488年2月23日――。


ローエングラム元帥府において、捕虜との対面が行われることとなった。一人目は歴戦の諸提督の間でもその人ありと知られている人間だった。
「・・・・・・・。」
手錠を解かれた後も、黙然と目を閉じたまま正面に立たされているのはシュトライト准将だった。
「卿の人となりは常に聞いているところだ。ブラウンシュヴァイク公爵に対する忠節も尽くしただろう。この上は私のもとで卿の才幹と力量を発揮してほしい。」
「ありがたいお言葉ですが、ブラウンシュヴァイク公爵亡き後、閣下のもとに馳せ参ずることは主に対する裏切りであること。残念ながらご辞退させていただきたく思います。」
ラインハルトの前で堂々と言っ
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