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ドリトル先生と奈良の三山
第四幕その六
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「奈良市にあるのね」
「そうなのね」
「そうだよ、ここにあってね」
 そしてというのです。
「日々立派な士官、自衛隊で言う幹部になる訓練と教育を受けているんだ」
「そうなの」
「僕達が奈良を巡っている間にもなんだ」
「訓練と教育を受けて」
「立派な幹部になろうとしているんだ」
「そうだよ、ただどうしてもね」 
 また少し残念そうにお話した先生でした。
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