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ドリトル先生と奈良の三山
第四幕その二
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というのです。
「わかるね」
「うん、じゃあね」
「今からね」
「その唐招提寺に行こう」
「曲がり角を右に曲がったらそこね」
「歩いてだと結構な距離だったけれどね」
 それでも馬に乗っていたらとです、皆は先生がお話したそのことを実感してそのうえでなのでした。
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