プロローグ2
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りそうです」
「ふ〜ん、まぁちょっと気になるわね」
瓶の口を開け、一本を早苗に手渡して霊夢が呟いた。
「れいむ〜。なんだその美味そうな液体は。
酒か〜?(ヒクッ)」
「酒じゃないわよ。あんたは無限に酒が湧く瓢箪あるでしょ?。それ飲んでなさい」
「いいからちょっと飲ませろ〜(ヒクッ)」
コーラを死守する霊夢と必死に取ろうとする萃香、それを微笑ましく見守っている早苗を見て、文はパチリとシャッターを切った。
「あ、そういえば霊夢さん…」
「ん?まだ何か用?」
瓶を取られないように高く持ち上げた霊夢が聞いた。
「あやっ、小耳に挟んだ話なのですが。
地獄の閻魔様が白玉楼の主と接触するようですよ。これは幻想郷の転覆を謀った死者の進行作戦会議なんじゃないかという噂が流れてましてね。異変に発展するかもしれませんよ?」
「またどうせ文文。のインチキ記事でしょ?
あの堅物閻魔様が故意に異変を起こすなんて考えられないし、幽々子ももう大丈夫よ」
「あややっ、信じておられませんね。
まぁ一応伝えておきました」
文はぽりぽりと頭を掻いた。
「では、明日の朝刊を楽しみに」
そう言い残して、そのまま天狗は空へ飛んで行った。
「れいむのばか〜、ちょっとよこせ〜」
「嫌よ、って…でっかくなるな、馬鹿萃香!」
コーラを貰えなかった萃香が、怒って巨大化して暴走し始めた。
「あやあや…www」
文は空中で振り返り、巨大化して暴れている鬼とそれを必死に抑える巫女見て、念のため1枚写真を撮っておいた。
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