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虚空の魔導師
第2話 新たなる絆(前編)
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い。あるいは・・・》

「・・・・・・・・・。」
その先は言わなくても分かっている。
あるいは・・・・力ずくで奪取するしかない。

「かなり面倒な事になりそうだな・・」

《ああ。それにこの情報はバルマーが存在していた時代の物だ。一度今の生きた情報を調べる必要があるだろう。》

「・・・それについては、明日高町なのはに接触した時に、情報を引き出せば良い。」

《彼女が情報を持っているとは限らないがな。》

「高町なのはは明らかに戦闘慣れしていない様子だった。恐らく助言者が近くに居るはずだ。そいつから聞けば良い。」

《後1つ注意事項がある。覚醒してから数回の次空間転移の反応を多数確認した。少なくとも次元を渡れる存在が居るという事だ。
 この次元連結体を管理する組織の可能性もある。隠密行動を心がけた方が良いだろうな。》

「了解した。」



「朝ご飯できたで〜!」

俺はリビングから聞こえてきた、はやての声によって現実に戻された。

「わかった!今向かう!」
とにかく、今は高町なのはに接触してからだ。

俺は一旦考えるのをやめ、リビングに移動した。

















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