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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
閑話 ワールドイズマイン
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何かに隠れているみたいで。
不思議ね」
愛歌と時々こういう突拍子もない事を言うことをゴップ提督は知っていた。
それはある種の未来視に近く、近年オカルトとして研究されている『ニュータイプ』や『イノベイター』に通じるものかとゴップ提督は調べさせているのだが、いまいちそれが分からない。
まさかフォースで防がれているとはこの少女をもってしても分からないのだった。
「で、私に何をさせる気なのかね?」
恐る恐る確かめるように、ペンウッド卿は尋ねる。
それにゴップ提督はあっさりと無理難題を言った。
「そう遠くない将来、正式な形として漂流者艦隊に外交団を派遣したい。
彼女をその随行員として加えてやってくれないか?」
「……」
この会見が終わったら胃薬を飲もうと思ったペンウッド卿の前に水と胃薬が差し出される。
そのお盆を持っていたのは愛歌だったのは見なかった事にしてペンウッド卿はその薬を飲み込んだ。
東雲愛歌。
ムラクモ・ミレニアム創業者一族の娘という出身ながら、ゴップ提督の養女になっている。
そして彼女の姉が東雲叢雲という所まで正規ルートを通して経歴を詐称させた。
おそらくは漂流者艦隊は彼女について気づいているだろう。
そして、間違いなくお人好しの彼らは何だかのリアクションを返してくれるに違いない。
そんな未来を確信しながらゴップ提督は紅茶を堪能したのだった。
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