第六十九話 戦艦人事協奏曲
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
深めた。
その夜は家に帰るのが遅くなり1年ぶりに会う、妻と子に文句を言われてしまった。
翌日から3人で軍務省に用意された部屋に集まり乗員を考え始めた。
「フォルカー。機関長は老練なあの人が良いんじゃないか?」
「ハンス。良い案だと思うぞ」
「艦長如何でしょうか?」
「おいおい俺だけ艦長か、クリストフで良いぞ」
「しかし」
「なあ」
「まあ3人だけだから良いじゃないか」
「「判りました」」
「で機関長はインマーマン工兵中尉にしたいが、
階級がせめて少佐じゃないと駄目か」
「なら階級を上げよう。
その位の権限は与えられているし、
聞いた限りじゃ優秀な機関長だ」
「アデナウアー少佐は商船出身だし商人もしていたそうだから、
艦長から格下げだが補給担当の補給長を頼みたいな」
「ローエングラム警備艦隊所属なら。いっその事ハーメルンUの乗員を全員引き抜こう」
「あとは、ケンプテン、クロッセン、マウルブロンの乗員や後輩連中を引き抜こう」
「あと防衛指揮官にジンツァーを呼ぼう」
「ジンツァーとは?」
「クリストフ先輩、我々の同期で良い奴です」
「お前等が言うならそうしよう」
延々と話が続いた。
480年の1月5日を迎え軍務省に散々考えまくった1150名の乗員名簿を提出した。
ワルキューレ関係は飛行長が就任してから相談する予定だ。
パイロットと併せて400名が必要だから、専門家に聞かないと駄目だからな。
最初は撃墜王のカール・グスタフ・ケンプ少佐に打診したが、
『田舎の警備隊の飛行長なんぞ出来るか!』と速攻で断ってきた。
奴の言いように、3人共むかついたが、仕方なく軍務省に人事を頼んだ。
数日後に、飛行長は元ワルキューレパイロットでローエングラム警備艦隊所属の少佐が喜んできてくれると連絡が有った。
連絡三日後の1月14日に取る物も取りあえず来た風の少佐がやって来た。
会合一番「ヘルマン・メルダース少佐であります、この度名誉を与えて頂きありがとうございます」
我々は非常に驚いたが、彼は真剣だった。
「メルダース少佐。卿に飛行長をお願いしたいが大丈夫かね?」
「無論であります、今すぐにでもワルキューレを操縦して見せます」
「おや引退したのではないのかね?」
「いえ長期休暇で腕が鈍っただけです、現在復帰の為猛訓練中です」
「80機のワルキューレを搭載するが、
それらのパイロットと整備員など400名の手配を任せて良いだろうか?」
「はっお任せ下さい」
彼は非常に真剣にそしてキビキビとしている、此はめっけもんかも知れない。
「しかし何故そんなに真剣なのかね?」
「はっ?」
不思議そうな顔をする。
「其れはこの艦が皇女殿下御召艦
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ