新たな動き
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男が現われ、話に加わり話す。
「フッ、雷門イレブンを倒したいというのですか」
その言葉に驚いたように他の謎の男たちが叫ぶ。
「研崎さま!」
謎の男たちはその研崎という男に道を空け、左右へと分かれる。
研崎は影山に向かい更に話しかける。
「それが成功すれば旦那様もお喜びになるでしょう。しかし、確実に勝てるのですか?あなたの作ったチームは帝国学園、世宇子中ともに奴らに負けているようですが?」
研崎は嫌みのように影山に言うと、影山はククク?と含み笑いをしながら話し始めた。
「クッククク?、切り札とはこういう時のために用意しておくものだ。?不動!」
「は〜い、はいっと?。お呼びですかぁ〜?」
影山の呼びかけに応じて現れたモヒカンヘアに頭に入れ墨のような赤色の模様をつけた不動という少年は、軽い感じで影山の元へと現れた。
「くっ、離せ!」
「影山!貴様何を企んでいる!」
不動に掴まれていた、源田、佐久間が叫ぶ。
佐久間たちの言葉に眉間を寄せた影山は、不動に命令をする。
「おとなしくさせろ」
「はい、はい〜と!」
影山の言葉を聞いてニヤリをした不動はまたしても軽い返事を返しながら源田、佐久間へと向き直る。
ズドン!響くようなみぞおちへのパンチを不動は容赦なく源田、佐久間へと打ち笑う。
「「ぐあっ!」」
そんな源田たちの姿を見た、不動はさらに笑いながら話す。
「ざまあないねぇ。もういい加減騒ぐのやめたら?もともと影山さんの下僕だったんだろ?ちょっと元に戻るだけだぜ」
その不動の台詞に源田が反論する。
「なめるな!俺たちは下僕だった覚えは無い!」
その源田の言葉を聞いて佐久間も反論する。
「そうだ!俺たちはいつも自分の意思で戦ってきた!鬼道だってそうだ!鬼道は今も自分の意思と力で?」
「はぁ?その鬼道に捨てられた奴が何言ってんの」
「?!」
「な?なんだと!」
鬼道に捨てられたという言葉に源田、佐久間は動揺する。
「可哀そうになぁ。世宇子にボロボロにやられてポイっとお払い箱だもんなぁ?。悔しいよなぁ。あいつが裏切らなければこんなことにならなかったのに」
「なっ?!」
「その悔しさを胸に刻め。血が流れるほどに!そうすればお前らは強くなる。俺たちみたいに!」
「お前ら?みたいに?」
「感じるか俺の鼓動を。俺の熱い血の叫びを。強くなりたい?もっと、もっと、もっとぉぉぉぉぉ!」
「??」
「お前たちの胸にも同じ血が流れているはずだ。もっと強くこの世の誰よりも強くなりたいと思っている。あの鬼道よりも!」
「鬼道より?」
「強くなるためなら何でもする。悪魔に魂を売
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