125あゆ目覚めの兆し
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)としても扱われ、倉田家内部と教団だけで結婚式ができた。
倉田の政治家パーティーでも、舞は披露宴に参加できない。
教団内の神仏習合したグチャグチャな思想では、現人神様の姉で、神とのハーフで神人で、いつものように「忌み子」と呼ばれないので、案外この場所が気に入ってしまった舞。
天孫降臨とか色々やらかして、人類を滅亡させようとする姉だが、それが役目なのだから仕方がない。
この世のケガレと汚さと、人の心の醜さの全てを見せられて育ったので、そいつらを絶滅させて、あの世に送るのが舞の役目。
それでも記念の場所である、倉田家と教団は、残してやっても良い「かな?」と思い始めた。
「憂遇」
今回も巨大セットと合体させられたまま、別の花嫁に殴られたり足踏まれたり、憂遇な状態で過ごした若教主様。祐一の初恋の女の子でもある、本物の沢渡真琴さん。
『止めなさい、栞。あはは〜』
もう少しで栞に、巨大セットごと奈落の底(舞台の)に叩き込まれる所だったが、ワイヤーアクションしているおかげで落ちずに済んだ。
佐祐理も、真琴が投げ捨てられそうなのは止めようとせず、先日の意趣返しにデッカイ月人に腹パン堕胎しようとしたのだけは本気で止めた。
「鵜遇っ」
他の花嫁で巫女も、真琴の腹にワンパン入れてから通過しようとしたので、お腹の子供のためにも佐祐理が庇ってやって、午後の部では協定を守った。
教団が祐一用に差し出した、美女全員と「寝る」権利を貰った佐祐理。
舞が托卵して、祐一が色々と苦行している間、ブサイクとかBBAの撮影は教団に任せて、女同士の恋愛なんかもお楽しみになったらしい。
境内
昼休み以降も、舞が引っ張り出した月宮製の鎧武者に憑依したまま、ウサギ跳びからランニング、腕立て腹筋などなど、自分の霊体と、魔物を改造した化け物との連携を高めようとしていた、復讐希望の少女三人。
当然このまま「シュゴトーシン」と呼ばれるロボを持ち逃げして、北方四島経由でサハリンにでも上陸して故郷を焼いて、大陸側のウラジオ近くの街を雷槌で消し炭にして、ペトロパブロフスクを暴風雨でめちゃくちゃにして凍結させて、誰ひとりとして生き残りが居ない街を三ヶ所作るつもりでいた。
まだ水の上を走れないし、黄金聖闘士とかゴシックメイドみたいに光速移動出来ないので、舞にも止められ「一分で全滅するぞ」と言い渡されて、境内に張られた結界からも出してもらえず、出ようとしたら鬼武者に締め上げられて止められた。
「悪魔っ」
『うへへ〜、悪魔だの怪物だの忌み子は言われ慣れてるからな〜、もし3人がかりでもアタシを倒せたら出してやってもいいぞ〜?』
結婚式の方は他の人格に任せて、ゴーレム操作担当のヒキニートの舞は、珍しく明るい場所
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