暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜赤と紅と緋〜
第2章
戦闘校舎のフェニックス
第24話 幼馴染みたち、暴れます!
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の俺の拳を受け、障壁が砕けた。
 すかさず、体の捻りを使って裏拳、ラリアットと繋げ、ユーベルーナを床に叩き落とす!

「塔城、木場、副部長の無念、味わいやがれ!」

 ズドムッ!

「かはっ!?」

 地面にいるユーベルーナに体の捻りと落下の力を加えた拳を叩き込む!
 そして、ユーベルーナは意識を失い、完全に戦闘不能となった。
 すぐさま、俺は『騎士(ナイト)』のカーラマインに向けて駆けだす!
 カーラマインも駿足で駆けだしてくる。
 俺はカーラマインの短剣を緩急を入れた動きで避け、崩拳を叩き込んだ!
 カーラマインをくだした次の瞬間に、背後から『騎士(ナイト)』のシーリスが斬りかかってくるが、俺はそれを裏拳で弾き、体の捻りを加えた肘打ちを打ち込む! 俺の一撃を受けて、『騎士(ナイト)』の二人は打ち込まれた部分を手で押さえながらうずくまっていた。

「このっ!」

 横から『戦車(ルーク)』の雪蘭(シュエラン)が蹴りを放ってきたが、腕でガードし、足を掴んで引っ張り、バランスを崩したところに鉄山靠を叩き込む!

「クソッ!」

 残るイザベラはフリッカーの動きで拳を打ち込んでくるが、俺はそれをすべて受け流し、緩急の動きで懐に入り込む!

「ハァァッ! 猛虎硬爬山ッ!」

 ドゴォォンッ!

「っ!?」

 全力の猛虎硬爬山でイザベラを吹き飛ばし、雷刃(ライトニングスラッシュ)の電流を止め、残心で呼吸を整える。
 『戦車(ルーク)』の二人も、『騎士(ナイト)』の二人と同じく、打ち込まれた部分を手で押さえながらうずくまっていた。

「ふぅぅぅぅ・・・・・・」

 決着がついたところで、俺は息を吐く。
 流石にしんどかったが、どうにかなったか。

「大丈夫か、明日夏?」

 イッセーが千秋たちと木場たちを引き連れてやってきた。

「・・・・・・流石に疲れた」

 苦笑しながら言い、拳を突きだす。

「あとはおまえ次第だぜ」
「ああ!」

 イッセーも微笑みながら自分の拳を俺の拳に当てた。
 部長とライザーのほうを見ると、何人かの貴族に言い寄られていた。

「どういうことだ、ライザー!?」
「リアス殿、これは一体!?」

 貴族だろうと、悪魔だろうと、予想外の事態に混乱するさまは普通の人間と変わらねぇな。

「私が用意した余興ですよ」

 そこへ、紅髪の男が現れ、その瞬間に会場にいる貴族たちが騒ぎだした。

「誰?」
「お兄さま!」

 部長の口から出た単語にイッセーは驚愕する。

「てことは!」
「ああ。魔王さまだ」
「このヒトが魔王! てか、なんで知ってるんだ!?」
「昨日会った」
「えぇっ!?」

 その
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