177部分:第十四話 忍び寄るもの三
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「だからですか」
「僕は。一人ではもういたくない」
寂しさを感じるからだと。それでだというのだ。
「二人でいられる悦びを知ったら。一人でいる寂しさにはもう耐えられないよ」
「では大旦那様と奥様の御前にも」
「二人で行くよ」
そうするとだ。彼は佐藤に話した。
「そうして二人で生きていくよ」
「御二人で、ですね」
「二人で幸せになるよ」
こうも話すのだった。
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