帰ってきたマグノリア
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をお前が打ち破ってくれたんだ、ルーシィ」
恥ずかしいような顔をしているルーシィさんと楽しそうに笑顔を溢すナツさん。カナさんは酒瓶を右手から左手に持ち変えると、ルーシィさんの手を取る。
「来いよ!!みんな待ってる!!」
「みんな?」
走り出してギルドの跡地へと駆け出す2人。その後ろを付いていくと、そこにはかつての仲間たちが大集合していた。
「おー、久しぶりー!!」
「髪伸びたなー、ルーシィ」
「ナツたちが帰って来たゾー!!」
「ルーシィ、手紙受け取ったぜー」
「王都じゃ派手に暴れたんだってなー」
「シリル、ウェンディ、元気ー?」
「ハッピーにシャルルにセシリーも」
一瞬何がなんだかわからず固まる金髪の少女。しかし、すぐに正気に戻ると全員の顔を見回す。
「ウォーレン!!」
「小型通信魔水晶作ったのは俺よ」
「ナブ!!」
「週ソラ読んだよ」
「実はジュビアも」
「ウィ」
「元気かよー」
「リーダス!!マックス!!アルザック!!ビスカ!!アスカちゃん!!」
「また会えるなんて夢みたいだよ」
「アスカ少し大きくなったよ」
「エルザさん、お久しぶり」
「元気そうだな、家族揃って」
「ジェット!!ドロイ!!」
「チームシャドウ・ギア再結成!!」
「あはは、評議院抜けてきちゃった」
「ギヒ」
「「「評議院にいたのかー!?」」」
「マカオ!!ワカバ!!ロメオ!!ラキ!!ビジター!!」
「髪切ったか?」
「うん、バッサリ切断した」
「再会の舞〜」
「私も魔法覚えたんだよ」
「キナナ!!」
高まってくる気持ちにどんどん震えが止まらなくなって来ていると、それに追い討ちをかけるようにあの三きょうだいが現れる。
「漢の再会だー!!」
「ナツー、ルーシィ、ハッピー、久しぶりー」
「リサーナ・・・エルフマン」
懐かしそうに迫ってくる2人に涙目になっていると、目の前には優しい笑顔を見せる銀髪の女性の姿。
「ミラ・・・さん」
「おかえりなさい」
塞き止められていたものが壊れたようにボロボロと涙を溢すルーシィさん。
「ただ・・・いま・・・」
彼女はやっとのことでそう言うと、手で顔を覆い大声を上げる。
「ただいまぁ!!」
響き渡る彼女の泣き声。それに俺とウェンディも感動し、もらい泣きしそうになる。
「お!あったあった」
その最中、ギルドの跡地を漁っていたナツさんが目的の物を発見したらしくそれを引き上げる。
「ボロボロだけどいっか。ギルドここに復活!俺たちが妖精の尻尾だ!!」
ついに成し得たギルドの復活。感動の再会に俺たちはその日、大いに盛り上がったのだった。
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