暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
114話:決着のとき
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ぉぉぉぉッ!!》」
ディエンドの最後の抵抗―――振りかぶられた右手の一撃も放たれ、二人の姿が交錯する。
お互いに背中を向け合った一瞬の後、先に膝をついたのは……ディケイドだった。
「ぐッ……!?」
「……―――ガ…ッ」
明らかな隙、しかしディエンドは振り向くことなく、両手はだらりと落ちる。
胸部からの光はより一層眩しくなっていき―――そして、
「―――ガァあアぁあぁアアぁァぁアアァぁあァぁァァァぁぁァぁァッッ!!」
ディエンドの悲鳴と共に、視界が光で真っ白に染められていき……
―――何かが砕けた音がした。
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