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奇妙な暗殺教室
転校生の時間
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い箱を指差す。何アレ?
なんかよく見りゃ黒い箱の上の部分には液晶パネルのようなものがはめ込まれてる。


するとブゥンと言う音と共に液晶が映る。


『おはようございます。今日から転校してきました『自律思考固定砲台』と申します。よろしくお願いします』


そう言って、パネルは再び暗くなった。


「なぁジョジョ」


「皆まで言うな杉野。俺にだって答えられない…いや、答えようのない問題はある。」


あと烏間先生。多少どころか大分外見に驚くんだが…





朝のHRになり、烏間先生が教壇に立つ。あぁ既になんか怒ってる。


「知ってると思うが、転校生を紹介する」


烏間先生は体と声を震わせながら、黒板に名前を書き、転校生を紹介し始めた。


「ドイツから来た自律思考固定砲台さんだ」


『よろしくお願いします』


烏間先生に続き転校生も挨拶をする。いや、よろしくって言われてもなぁ……


「烏間先生も大変だな」


「俺なら、ツッコミきれずに発狂するぞ」


クラスの中からヒソヒソと声が聞こえる。全くもって同意だ。烏間先生そのうちストレスで禿げるんじゃないか?
肝心の殺せんせーは自律思考固定砲台を見て『ぷーくすくす』と笑っていた


「笑うな。このイロモノ。言っておくが、彼女は思考能力(AI)と顔を持ちれっきとした生徒として登録されている。あの場所からずっとお前に銃口を向けるが、お前は彼女に反撃できない」

「なるほだ私が生徒に危害を加えられないのを逆手に取りますか。いいでしょう、自律思考固定砲台さん。E組へ歓迎します!」


いや、歓迎するも何も機械相手に何すんだよ。



◆◇◆◇◆◇◆◇


奇抜すぎる転校生の自己紹介も終わり、授業が始まる。今まで、殺せんせーの存在もあったけど今回は更に色物が来た感じだ。


「さて、この問題は前回にならった公式でも解けますがそれでは効率が悪くテストや入試ででた場合に最後まで解けないという問題が発生します。」


いつもの様に何事も無かったかの様に授業は始まったが、他の連中は固定砲台が気になっているのか隣の固定大砲をチラチラと見ており集中が全く出来ていない。


ブー、ブー、ブー


「ん?何だ、メールか?」


こっそり携帯をつけると、中村からメールが来ていた。


メールボックスの方を開けて見ると、こう書かれていた。

from 中村


『ねぇ…ジョジョはどう思う?あの転校生』


いや。授業中に携帯いじんなよ。まぁ気になる気持ちは分からんではないんだけどな。


『今の時点じゃなんとも言えん。だが、世界でも屈指の工業国
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