第13話 色情魔
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組への警戒ならば兎も角、引け目とかならよろしくないな。寧ろ、これからの為にも対等である事を示さないと誤解されかねないぞ?」
「むむ・・・」
「だからと言う訳が全てでは無いが、俺くらいなら呼び捨てにしてもかまわないぞ?英雄も呼び捨てだからな」
「兄上が・・・・・・」
暫し考えて、
「ならば、お言葉に甘えるとする。これからは士郎と呼ばせてもらうぞ!」
「ああ、構わない。寧ろ、その様に臆面もない笑顔で言うのは俺としても嬉しい。女の子には笑顔が一番だ」
そのまま自然と紋白の頭の上に手を乗せて撫でる。
「ふにゅ〜・・・・・・・・・って、何をするか!?」
紋白は本音とは裏腹に、気恥ずかしさに駆られて士郎の手を払いのける。
「あっ、悪い。つい何時も百代とか小雪とか――――明日香とかマニーシャとか茜とかアンジャルとか蕾とかドーとか綾とかアイーダとかアグネスとかアンナとか桜子とかアンジェリナとかイリーラとか琴音とかヴィオラとか愛紗とかヴィクトリアとかウェンディとか清香とかエイミーとか綺瑠とかエステルとか香代とかエトーレとかエマとかエミリアとかエリンとか花音とかエレオノーラとかオードリーとか桜子とかオクタヴィアとか真登香とかに、つい癖でやってしまうんだ」
「「「・・・・・・・・・え?」」」
士郎の口から出た女性の名前の多さに、メイド2人に紋白は驚きを隠せずにいる。
だがしかし、
「あとは――――千晶とかアイナとか香織とか鈴玉とか美穂とかイマンとか千羽とかクロエとか薫子とかアヴァとか涼風とかテオとかジョティスとか亞夢とかライラとか燕とかマルティナとかオファリスとか紅花とかリリーとかスーとかダリアとかリザとかゾーイとかソーシャイとか璃々とかアウラとか尚美とか――――」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あまりの女性の多さに、ヒュームは呆れを通り越して感心している。
だがそれも不思議な事は無い。
士郎は以前は、本気で正義の味方になろうと目指して愚直に努力し続けた者だ。
そして今は手が届くなら誰であろうと救う事を誓っている男だ。
であれば、外国に諸事情で行った時、困っている人あらば助ける。窮地に瀕している人あらば助ける。追い詰められている人あらば助ける。男女問わずに。
こんな事を続けていれば、知り合いが増えてもおかしくは無い。
それに全員とはいかないが、特に女性陣はその後にまだ落ち込んでいたら慰められるを繰り返していたら、悉く誑かして行っただけである。
つまり外国でも何時も通り衛宮士郎をしていたのだ。
「――――アリサとかムンメイとか花芽智とかガブリエルとかシャロンとか悠里とかアミーとk」
「もうい
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