第六千八百二話 暗黒時代の歴史
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第六千八百二話 暗黒時代の歴史
連合国の五ヶ国は大阪にさらに言いました。
「八十年代の終わりから二〇〇一年までも凄いな」
「長い暗黒時代だったあるな」
「何度も最下位になってるよね」
「全然点を取れない試合ばっかりだったんだな」
「助っ人はスカばっかりってのも凄いな」
「うわ、思い出したくないことですわ」
大阪は連合国の面々のこれはないというお顔での言葉に絶望したお顔で返しました。
「あの頃のことは」
「というか広島相手は本当に駄目だったな」
アメリカは今も負け越しているこのチームとのことをお話しました。
「北別府さんや大野さんからは殆ど点を取れていないぞ」
「ヤクルト相手はネタあるか?」
中国はこのチームとの試合に突っ込みを入れました。
「打たれて打てなくて連敗し過ぎあるぞ」
「優勝したチームには毎年念入りに負けてたんだね」
ロシアも悲しそうに言います、これはないと。
「阪神の暗黒時代は凄かったんだね」
「そやから言わんで下さい」
いい加減泣きそうなお顔になる大阪でした、本当にこの頃の阪神の弱さは尋常なものではありませんでした。
第六千八百二話 完
2018・1・19
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