第六十五話 GOGOピクニック
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」肩で息をするような、ヴィクトーリア。
「ヴィちゃんが一番鍛え方が足りないね」笑いながらのクラリッサ
「そんなークラちゃんやブリちゃんカロちゃんと違って私はか弱いんだもん」
「ヴィちゃんも少しは鍛えた方が良いよ。私は曾爺様と一緒に早朝マラソンしてるんだよ」
みんな驚いた顔をする。
「えー、エーレンベルグ元帥が早朝マラソンしてるの?」
みんなあの老人がマラソンする姿を思い浮かべないようだ。
「そうだよー、短パンにランニングに鉢巻きして、お屋敷の外庭を走ってるんだよ」
「凄いね」
「そうだね」
「だから、ヴィちゃんもマラソンするのだ」にやけ顔のブリキッテ。
「そうだよ、ヴィちゃん鍛えないと此からさらに辛いよ」真剣な眼差しのクラリッサ。
「えーー、死ねるよ・・・・・><」
「まあヴィちゃんも少しずつ体を鍛えればいいよ」
「テレーゼ様お優しいですわ」カロリーネとエルフリーデが合いの手を入れる。
「そう言えば、フリーデグットとアルフレッドとヨヒアムとイザークとブルーノは何処行ったんだろう?」
「皇女殿下」
「おお〜〜〜このランズベルク伯アルフレッド〜〜〜〜」
「アンスバッハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「お待ち下さい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「助けて〜〜〜〜〜〜」
下の方から1人を除いて息絶え絶えの声が聞こえる。
「彼等士官学校と幼年学校生のはず。鍛え方が足りないですね」カロリーネがさらっと言う。
「けど流石エッシェンバッハ子爵ね、息切れしてないよ」クラリッサが感心している。
「ランズベルグ伯爵、何処でも名前を叫ぶのね」エルフリーデが感心している。
「フレーゲル男爵は執事かなんか呼んでるの?自力で来なさい!」ブリギッテがあきれ顔。
「トゥルナイゼン伯爵はまあまあですかね、努力は認められますね、
情けないのはコルプト子爵ね13歳とはいえもう少し鍛えないと駄目ね」カロリーネがサラリと言う。
ニヤケ顔でテレーゼが皆を手招きして昼食を食べる為に既に侍従達が、
準備している山頂に男達をこのまま放置して駆け上がると提案した。
「みんな、あの5人を捨てて上へ上がろう」
「「えっいいんですか?」」エルフリーデとヴィクトーリアが驚く。
「「フフ其れは面白いですね」」ブリギッテとクラリッサが頷く。
「同意します」サラリと相変わらずのカロリーネ。
男連がテレーゼ達の姿を見つけてやれやれと言う顔をした時。
せーのっと言うかけ声と共に。
「「「「「先に山頂へ行くねーーーーーーーー」」」」」
と言う声と共に走り去る姿を見ることになった。
「皇女殿下〜〜〜〜」
「まってください〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「シュトライト〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「うわ〜
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ