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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
炎竜王
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たけど、後を付いてきたのかな?

「なんでこんなとこにいるんだよ」
「なんでだろう?」
「あーっ!!」

不思議そうな顔をしているグレイさんのすぐ後ろで雷でも落ちてきたかのような衝撃を受けているナツさん。

「あいつ・・・約束破ったな」
「約束?」

何かかなり怒っている様子の彼は置いておいて、その場にいるフロッシュをグレイさんが持ち上げた。

「コイツ・・・あらためて見ると可愛いよな?」
「ポ?」

彼からのお褒めの言葉に頬を赤くするフロッシュ。彼はそのままぬいぐるみのようにその子を抱き締めた。

「なんかいやされるな」

その光景に固まっているナツさん。グレイさんのキャラから考えると確かになかなか見ない光景だから、驚く気持ちはわかるかもしれない。

「気持ちはわかるが、そのしまりのない顔をなんとかせんか」
「だってよ〜う」
「恋敵ですか!?新たな!!」
「あはははははは」

ペットのようにフロッシュを抱きしめ笑顔を見せるグレイさんとそれを頬を膨らませて怒って見ているジュビアさん。和やかな雰囲気に包まれている俺たちを笑顔で見ているナツさんの顔がすごく印象的だった。



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