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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第14話
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まま迎撃する!各員、背後に気を付けつつ各個撃破に務めてくれ!」

「それと要請にあった薬草も含めて周囲に可燃物がある状況ですので、火属性アーツや火炎魔術の使用はできる限り控えてください!」

「りょ、了解です……!」

「迎撃を開始します……!」

そしてリィンの号令とセレーネの助言を合図にリィン達は戦闘を開始した!



「「「…………」」」

蜘蛛の魔獣達はそれぞれリィン達に脚で攻撃したり、糸を吐いて攻撃したりした。

「!」

「この……っ!」

「クラウ=ソラス。」

「―――――」

魔獣が自分に向けて吐いた糸の攻撃はリィンは側面に跳躍して回避し、脚による攻撃はユウナは自身の武装で、アルティナはクラウ=ソラスに受け止めさせて防いだ。

「二の型―――疾風!!」

「―――失礼!えいっ!!」

「風よ……!ハァァァァァ……ッ!――――斬り刻め!!」

反撃にリィンは電光石火の攻撃で敵全員を攻撃し、セレーネは全身に氷の魔力を纏って全身を回転させて足払いをして攻撃するクラフト―――アイスアラウンドで、クルトは双剣に風の魔力を纏わせて無数の斬撃と共に鎌鼬を生み出すクラフト―――エアスラッシュでそれぞれの敵を攻撃した。

「崩した!」

「頂き!」

「崩しましたわ!」

「追撃します!」

セレーネとクルトとそれぞれ戦術リンクを結んでいたユウナとアルティナはセレーネとクルトの攻撃が終わるとそれぞれ追撃を敵に叩き込んだ。



「「「……………」」」

「逃がさないわよ……!――――ヤァァァァッ!!」

「ダークアーム―――斬!!」

「―――――」

敵達は反撃をしようとしたがユウナが放った広範囲を銃撃するクラフト――――ジェミニブラストとアルティナに指示をされて放ったクラウ=ソラスに闇の魔力刃で広範囲を攻撃させるクラフト―――ダークアームを受けて怯み

「二の型―――大雪斬!!」

「そこですっ!―――スパイラルピアス!!」

「ハァァァァ……これで、沈め――――黒鷹旋!!」

リィンのクラフトを受けた敵は一刀両断され、セレーネのクラフトを受けた敵は細剣で急所を貫かれ、クルトのクラフトを受けた敵は双剣か放たれた漆黒の闘気の刃を受けた事によって上下が真っ二つになってそれぞれ消滅して、セピスを落とした!



「―――戦闘終了。残敵も見当たりません。」

「よし―――お疲れだ、みんな。」

「見た所怪我は誰もされていないようですわね。」

「ふう、びっくりしたぁ〜………あんな数で出てくるなんて。」

「魔獣の凶暴化……噂は確かみたいだな。この森に上位属性が働いているのと何か関係があるんでしょうか?」


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