第14話
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か。」
武装を構えた瞬間何かの音が聞こえ、音を聞いたクルトとユウナが驚いている中アルティナが静かな表情で呟いたその時、人形兵器達がリィン達の前に現れた!
「機械の魔獣……!?」
「ち、違う……!もしかしてクロスベルにも持ち込まれたっていう……!?」
「ああ――――結社”身喰らう蛇”が秘密裏に開発している自律兵器……”人形兵器”の一種だ……!」
「『ファランクスJ9』―――中量級の量産攻撃機ですね。」
(もしかしてシャーリィさんがアルトリザスにいた事と関係しているのでしょうか……?)
そしてリィン達は人形兵器達との戦闘を開始し、協力して撃破した。
「っ……はあはあ……」
「くっ……兄上から話を聞いた事はあったが……」
「戦闘終了。残敵は見当たりません。」
戦闘が終了し、ユウナとクルトが息を切らせている中アルティナは淡々とした様子で報告をし
「みんな、よく凌いだな。」
「お疲れ様です、皆さん。」
リィンとセレーネはそれぞれの武器を収めて生徒達に労いの言葉をかけた。
「って、それよりも!どうして”結社”の兵器がこんな場所にいるんですか!?」
「エレボニアの内戦でも暗躍し、メンフィルに滅ぼされたという謎の犯罪結社……まさか、その残党がこの地で再び動き始めているという事ですか?」
「可能性はある―――だが、断言はできない。開発・量産した人形兵器を闇のマーケットに流しているとも噂されているからな。」
「現にユウナさんもご存知かもしれませんが、かの”ルバーチェ”も結社が量産した人形兵器を手に入れ、警備代わりに”ルバーチェ”の拠点に人形兵器を徘徊させていたとの事ですわ。」
「以前の内戦で放たれたものが今も稼働している報告もあります。現時点での確定は難しいかと。」
「……なるほど。」
「はあ、だからクレア少佐もシリアスな顔をしてたわけね……」
「―――へえ、大したモンだな。」
リィン達が人形兵器の事をユウナとクルトに説明していると飄々とした声が聞こえ、声に気づいたリィン達が視線を向けると中年の男性がリィン達に近づいてきた。
「………?」
「あなたは……」
「おーおー、あの化物どもが完全にバラバラじゃねえか。お前さん達がやったのかい?」
男性の登場にアルティナとリィンが戸惑っている中、男性はリィン達に問いかけた。
「えっと、そうですけど……」
「手こずりましたが、何とか。」
「どうやらお揃いの制服を着ているみたいだが……ひょっとしてトールズとかいう地方演習に来た学生さんたちかい?」
「知ってるんですか!?」
「どこかで情報を?」
初対面の男性が自分達の事を知ってい
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