第14話
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だ探す様子のクルト達を見た娘はクルト達に助言をし
「そうか……はい、わかりました!」
「……色々ありがとうございます。」
「助言までして頂き、本当にありがとうございました。」
「ふふっ、それじゃあ早く見つけてあげるんだね。」
そして娘はその場から去っていった。
「うーん、このあたりじゃ珍しそうなお姉さんだったわね。格好もベルフェゴールさん程じゃないにしても、大胆で攻めてるっていうか。」
「まあ、間違いなく旅行者だろうな。帝都あたりか、もしくは外国人かもしれない。」
「「………………」」
「……教官?」
娘の事についてユウナとクルトが話し合っている中、真剣な表情で黙って去っていく娘の後ろ姿を見つめていたリィンとセレーネに気づいたアルティナは不思議そうな表情で声をかけた。
「いや、何でもない。―――それより南西の住宅街か。一度、戻ってみるか?」
「ええ、もちろん!」
「人通りの少ない場所……何とか探してみよう。」
その後リィン達は娘の助言通り人通りの少ない場所を探してみると猫が見つかり、猫は私有地内にいた為、依頼人を呼んで来て猫を呼んでもらうと猫は私有地から出てきて依頼人の元へと戻り、要請を完了したリィン達は特務活動を再開した。
〜北アルトリザス街道〜
その後街での要請を終えたリィン達は魔獣調査をする為に報告書にあった場所の内の一か所に向かい、到着した。
「えっと、このあたりが報告書にあった場所かな?」
「北アルトリザス街道の外れ、第二都から50セルジュの地点……距離的には間違いなさそうだ。」
「………………」
「”魔獣”の気配は無さそうだが……(セレーネ、何か聞こえるか?)」
(………!ええ、聞こえま――――)
「で、何なんです?さっきから3人して。」
「どうやら謎の魔獣について心当たりがありそうですが?」
生徒達が周囲を見回している中生徒達と共に周囲を見回していたリィンはセレーネに念話を送り、リィンの念話に対して目を閉じて集中していたセレーネが答えかけたその時、ユウナとクルトがリィン達に訊ねた。
「心当たりというか蓋然性の問題ですね。」
「”歯車の音”をきしませる”金属の部品でできた魔獣”……他の可能性もあるかもしれないが、十中八九―――」
「!皆さん、構えてください!――――来ます!」
「Z組総員、戦闘準備!」
そして二人の質問にアルティナとリィンが答えたその時何かに気づいたセレーネはリィン達に警告し、警告を聞いたリィンは号令をかけて太刀を構え、ユウナ達も続くように武装を構えた。
「……!?」
「こ、これって……」
「的中、です
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