巻ノ百二十 手切れその二
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顔だ。だが妹達は姉よりも遥かに穏やかな顔立ちでお江は特にだ。
その妹の顔を見つつだ、常高院は答えた。
「そなたと同じ気持ちです」
「お姉様にですね」
「父上、母上の様な終わりは迎えさせませぬ」
「そして義父上の様にも」
柴田勝家だ、母の市の二番目の夫であり北ノ庄城において市と共に壮絶な自決を遂げて炎の中に消えている。
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