暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と奈良の三山
第二幕その十一

[8]前話 [2]次話
「物凄くね」
「歴史があって」
「学べるものが多い」
「そうなの」
「そこも絶対に行くからね」
 その明日香村もというのです。
「そして学ぶから」
「色々歩いて」
「そうしてだね」
「巡ってそのうえで」
「学ぶのね」
「そうだよ、その時も楽しみだよ」
 笑顔で、です。先生は皆にお話しました。
「明日香に行くのも」
「じゃあ奈良市の後は」
「明日香村?」
「あそこに行くの」
「そうするからね」
 絶対にというのでした。
「後はね、ただ」
「ただ?」
「ただっていうと」
「問題は明日香村の後だね」
 そこに行った後というのです。
「三山を観るけれど」
「謎が多いんだ」
「耳成山とか畝傍山は」
「それに香具山は」
「そうなんだ」
「そう、その謎について考えるだろうから」
 それでというのです。
「そっちに時間がかかるよ」
「そうなんだね」
「明日香村の後がだね」
「一番時間がかかるんだ」
「そうなりそうなんだ」
「多分ね、場所はね」
 三山のそこはといいますと。
「奈良市と明日香村の間になるけれどね」
「奈良の盆地のだね」
「そこにあるんだ」
「そうなんだ」
「そうだよ、奈良盆地の真ん中になるかな」 
 位置的にはというのです。
「奈良市が盆地の北で明日香がその南にあって」
「真ん中にだね」
「その三山があるんだ」
「そうなんだ」
「山については」
「そうだよ、だから一旦南まで行って」
 そうしてというのです。
「真ん中に戻る形になって」
「それでなんだ」
「その三山をじっくり観てだね」
「三山について考える」
「そうしていくんだ」
「そうするからね、奈良市も明日香村も観て」
 その後でというのです。
「じっくりとね」
「その後で」
「三山も」
「観ようね」
 春日大社の中で言うのでした、そしてです。
 先生達はこの日は奈良市の商店街を回ってでした、そのうえで。
 ホテルに戻ってまずはお風呂に入りました、そしてそれからなのでした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ