第二幕その八
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「お話を読んでいますと」
「そうでしたよね」
「トトとも遊んでて」
「まあね」
トトが三人に応えます、ドロシーの横を元気に四本の足で走っています。
「ドロシーはあの時から元気だったよ」
「そうそう、トトと遊んでいて」
「とても元気でね」
「オズの国にいた時もよく動けていたし」
「そういえば農家で」
「身体を動かすお仕事だから」
ナターシャと恵梨香も言います。
「そちらでも身体を動かしていて」
「その頃から体力もあって」
「そうだよ」
その通りとです、トトは女の子達にも応えました。
「けれどオズの国に来てからね」
「いつも冒険に出ていて」
「歩いているから」
「その分体力もついてね」
カンサスにいた時以上にです。
「運動も出来る様になったんだ」
「そういえばオズの国の冒険は」
恵梨香はまた言いました。
「身体全体を使うアスレチックみたいな場所もよく行くし」
「そうだよね」
「そのこともあってなのね」
「うん、ドロシーはスポーツも得意になったんだ」
「成程ね」
「オズの国のお姫様の中じゃ一番運動神経がよくて体力もあるかな」
そうした風になっているというのです。
「冒険の数が違うしね」
「トロットやベッツイもよく行ってるけれど」
ドロシーの言葉です。
「やっぱり私がなのね」
「絶対にそうだよ」
「そうなのね」
「うん、冒険に出ていないと出たくなるよね」
「どうしてもね」
「そこまで好きだし実際によく出てるし」
勿論トトもいつも一緒です。
「ドロシーは今やそうなっているよ」
「オズの国一の冒険家で」
「そして運動神経もかなりよくなっているんだ」
「そうなのね」
「ドロシーにとって本当に冒険はいいことなんだね」
こうも言ったトトでした。
「そしてオズの国も」
「若しオズの国に来られなかったら」
それこそと言うドロシーでした、奇麗な緑色でエメラルドで飾られているその街の中を走りつつ観ながら。
「私どうなったいたかしら」
「僕もね」
「お家も畑も売らないといけない時もあったし」
「それでおじさんとおばさんもこっちに来たしね」
「そう思うとね」
「本当にだよね」
カンサスにいた時のことを思いつつ言うトトでした。
「僕達どうなっていたかな」
「ひょっとしたら」
こうも言ったドロシーでした。
「私達離れ離れになっていたかも」
「まさか」
「いえ、本当によ」
「お家も畑も売って」
「私達何処に流れていたかもわからなくて」
そうなっていてというのです。
「私もトトといられなくなって」
「それでなんだ」
「離れ離れになっていたかも知れないわ」
「僕そんなの信じられないよ」
トトは駆けつつ自分の隣にいるドロシーを見上げ
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