幕間18 担当アイドルとのSEXコミュニケーションは敏腕Pの仕事
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《アイドルアルティメット》に」
「ふふ、お上手ね……」
鈍感な伏見とて、これが単純な誘いではないことは薄々気付いている。
しかし戦士であれば、必ず勃起ねばならぬときがある。
(こりゃあレーティアの魅力にイチコロになっちゃうのは当然ね)
アドルフに仕えたその日から女としての悦びを捨てたゲッベルスだったが、
酔わされるような色気は健在だ。
総統選挙では選挙参謀だったが候補者としても、
十分にトップアイドル級の才覚があった。
実戦のブランクはあるが、それなりに経験も
――積んできたという自負もある。
ゲッベルスは勝ち誇るような笑みをたたえて、
つつつ……とグラスの縁を指先なぞる。
(まあいいわ。夜は長いんだもの。
じっくりと貴方の器を見定めてあ・げ・る)
「少しだけ化粧直しをしてくるわ」
油断したゲッベルスはグラスにカクテルを残したまま席を離れる。
ゲッベルスが飲んでいたカクテルの名前は、
「ロングアイランド・アイスティー」だ。
ウォッカベースのカクテルで紅茶を一滴も使わずに、
見た目および味を紅茶に近づけた点が特徴のカクテルだ。
アイスティーという名称に騙されると痛い目に合う悪魔的カクテルで、
アルコール度数は20度ほどある。
伏見は何かあったときの為に持ち歩いている。
護身用の戸塚軍医特製秘密道具を取り出すと――。
ざわ… ざわ… ざわ… ざわ…
ハァ… ハァ… サラ… サァ…
ざわ… ざわ… ざわ… ざわ…
サア… スッ… シュ… ハァ…
そう。おわかりいただけただろうか?
伏見空の器は大きいようで、だいぶ小さい。
エロ主という人種はエロのためならクズにでもゲスにでもなれるのだ。
「おまたせ! アイスティーって名前なのに結構キツイはね」
化粧室から戻って来たゲッベルスは、
艶めくグラスの中の茶色い液体を唇で舐めて飲み干す。
あくまで主導権を握っているのは自分だと過信が、
致命的ともいえる隙を生み出した。
「最上階のホテルが空いてたんだけど……いいかな?」
「あー、いいわねー。気が利くところはポイント高いわよ?」
ほろ酔い気味のゲッベルスは屈託のない笑顔で微笑む。
ついにR-18二次小説の舞台で、夜のアイドルアルティメットが開幕。
サービス♪ サービス♪
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