幕間18 担当アイドルとのSEXコミュニケーションは敏腕Pの仕事
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ント》みたいだが……。
「アイドル総統、始まりの事務所にしては随分寂れてるね。
宣伝省で聖地化したりしなかったの?」
「それが苦い思い出なのよ。
オジャルマル共和国の国営プロダクションだから政党思想が最悪だったの。
レーティアも政策が合わないっていつも言ってたわ。
結局、他のアイドルが党首に選ばれたから、VTVN先生のいる事務所に移籍したの。
発明芸術家のVTVN先生が音楽プロデューサーになってくれて後は快進撃よ!!」
「へー。レーティアが無名アイドルからドクツの総統になったのは、
世界的に有名だけど、そういえば総統選挙については何も知らないな」
僕がドクツ海軍大学を卒業して帰国した後の話だ。
当時は満州事変後で中帝国との最前線で、
部下と一緒に泥沼の戦場で奮戦し日々を生き抜いていた。
原作ゲーム知識としても特に描写もない部分だし情報が一切ない。
ちなみにオジャルマル共和国は第三帝国の前のドクツ国家の名称だ。
第一次世界大戦で敗戦国となったドクツ帝国はベルサイユ条約に調印し解体。
農地改革で領主貴族を追い出して生まれたのがオジャルマル共和国だ。
ドクツ第三帝国は、ドクツ帝国から数えて三番目だから第三帝国なのだ。
もちろん統一宇宙史のテストには出ないので受験生が覚える必要はない。
「総統選挙は凄いお祭りだったのよ!
当時は予備役だったデーニッツ提督やロンメル提督と出会ったのも総統選挙の最中ね」
「なんでアイドル選挙で予備役とはいえ軍人と出会うのさ?」
「当時のオジャルマル共和国は世界恐慌の不景気のせいで、失業率が凄かったの!
もしもC級アイドルにでもなれば最低限の生活は保障されるから、
みんな生活の為に藁をもつかむ思いで候補者になったのよ」
「へー。たしかにロンメル先輩なら男性アイドルとして十分やっていけそうだね〜」
「マインシュタイン元帥、当時は国防軍大将も元アイドルよ」
( ´∀`)Σ⊂(゚Д゚ ) なんでやねん! あたまおかしいやろ!
「それがオジャルマル共和国の国防予算って、すごーく少なくてね。
もし国防軍出身の軍人が総統になったら国防予算は思うが儘でしょ?
だから当時の軍人の殆どが何かしら芸能業界を一度は経験しているのよ」
マジっすか!?総統選挙って凄いな……。
総統となったレーティアが軍部から絶大な支
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