幕間17 夜の悪魔が縞パン娘の処女を美味しく頂きます
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
き場所が無くなる不安でいっぱいだったのだ。
原作ゲームの上辺ばかりの知識だけで何一つ大事なことが見えていなかった。
「私、よく怖い夢を見るんです。総統の救出は無事にできると信じてます。
けど後ろ向きな妄想とか、寝ているときに考えてしまって、
それで夜中に起きてしまうこともあって……それで……あの……」
「こんなに甘えてしまって……迷惑だとは思います……
けど、よかったら同じベッドで一緒に寝て貰ってもいいですか?」
勿論という言葉と共に震えるデーニッツの身体をギュッと抱きしめる。
少し力がこもってしまったことに気付き弱める。
彼女がリラックスできるまで優しく守るように小さな身体を包み込んだ。
――――アラビアとスエズ間の星域間航路、Uボート艦長室――――
寝支度を整えベッドに腰掛けると引継ぎを終えたデーニッツが入ってくる。
場所は日によって僕の船室や艦長室と変るが、
ほぼ毎晩同じベットでデーニッツと一緒に眠っている。
あの日を含めて最後までのセックスは未だしてない。
亡命のことを考えると、弱みに付け込むようで気が引けたし、
色々と考える時間も欲しかったからだ。
いつものように部屋に入ってパジャマ姿に着替えたデーニッツを抱きしめる。
「もう少しだけ……続けてもらっていいですか?」
もうデーニッツの身体が震えることはない。
艦橋で指揮を取る姿からも微塵の不安も感じさせなくなった。
「もう怖くありません……大丈夫です」
こちらの顔を見上げ、じっと見つめてくるデーニッツ。
いつもとはどこか様子が違うように感じる。
「人と触れるのが、こんなに心地良いなんて。
今まで知らなかった暖かさです。
この気持ち……伏見にも恩返ししたいです」
「私は今までこういう経験はありませんでした……
これが好きって気持ち……なんだと思います。
婚約者がいると聞いていますが、
恋人にして欲しいとか迷惑をかけるつもりはありません。
何度も言っていますが、夜のお相手で構いません。
今日こそ私を抱いてくれませんか?」
答えは決まった。ONE FOR ERO,ALL FOR EROだ。
直訳すれば“エロは一人ために、みんなのエロのために”だ。
「私は伏見にだったら……
いや私も……伏見と、形だけでも……む、結ばれたい……です」
今までは単純にエロい行為を励むことばかりに全てを優先してきた。
それを改めるつもりもない。
けど原作ゲーム主人公の東郷毅のように、
女性キャラをヤリ捨て放置でいいのだろうか?
「私は発育も悪いし、セーラー服を着てたころから殆ど成長していません。
総統みたいに可愛くもないし、眼鏡もかけています。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ