幕間17 夜の悪魔が縞パン娘の処女を美味しく頂きます
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感じ黙って続きを聞く。
「総統閣下のいるドクツを離れて、悪魔が住む日本に行くのも嫌でした。
だけど直々の命令です。受け入れる以外はできなくて……
総統閣下に頼りにしていると言われたから、ずっと耐えていました」
ああ……そういえば、そうだった。海軍大学時代とは中身が違うからな。
「日本に着いたら東郷長官がいきなり声をかけてきてナンパされました。
女たらしがチヤホヤされている司令部は私にとっては最悪で馴染めませんでした」
海軍長官は平常運転でしたか。原作ゲーム通り乙。
「潜水艦隊が南方艦隊に配属されて軍令部に移動した後も、
伏見と、悪魔と会うのはできるだけ避けていました」
「……うん。覚えてる」
「希望なんてありませんでした。不幸を嘆いても何も変わりません。
だから総統閣下のお役に立てるようにと、
与えられた命令を遂げる為に必死に業務にだけ取り組んでいました」
「私は中々気づけませんでしたが、伏見はずっと気遣ってくれていましたよね?」
「ま、客員提督とはいえ軍令部の部下だし、海軍大学時代の同期だからね」
「薄々は気づいてました。私の知ってる悪魔は、伏見は変わったんだと。
そして総統閣下に間に入って貰って仲直りしました。
でも、期待しないようにしてたんです。
もし勝手に希望を抱いて……それで裏切られた……
私はドクツを離れて日本に独りぼっち……もう耐えれません」
「なのに、それでも伏見は、悪魔らしくない
やさしさで……あたたかさで……
私は……どうしたらいいのかわからないんです」
「私は、伏見に、悦んでもらいたいんです……
私ばかりではなく……伏見にも……気持ちよくなってもらいたい。
……だめですか?」
上目遣いにお願いされて萌え死にそうになりながら頭を撫でる。
「そうやって悪魔いつも優しくして、眷属をつくっていくのですね……。
私も伏見個人のお役に立てるようにがんばります。
だから、ドクツを失う、私も、総統も……見捨てないで下さい」
ああ。僕はエロ主としてエロい事ばかりを日々考えて大切なことを忘れていた。
この艦隊はドクツ第三帝国を助ける艦隊じゃないんだ。
あくまでレーティアを日本に亡命させるための総統救出艦隊。
そして亡命するということは故郷の惑星ベルリンを離れるということ。
原作ゲームでは星域破壊爆弾によってベルリン星域は消滅する。
そうなればデーニッツもレーティアも帰るべき場所を永遠に失うのだ。
Uボートの旅の中でデーニッツはずっと不安を隠さなかった。
僕は敵艦隊に見つかることを恐れているだけだと勘違いしてた。
彼女は故郷のベルリンを失うこと、
無事に亡命できたとしても帰るべ
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