124香里さん鳳凰座の聖衣を纏う
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結婚式でもすれば入金間違い無しだったが、まだ退院とか週末に家に帰るとか、ましてや3時間も車に乗って出歩くなど、病院が許してくれなかったので来週に持ち越された。
翌日も次週も奇跡の故意は放映されてしまうし、香里との結婚式、下手をすると秋子ちゃんとマコピーと名雪さんが月宮の里に御行幸、戸籍上の叔母でもこの場所なら結婚式ができるので、来週呼ばれると叔母ファッカーとして結婚式が行われてしまう。
ここではLGBTも差別されておらず「愛」があればオッケーなので、舞と香里ペアとか、香里名雪ペア、美汐マコピーペアも、ご要望があれば「祐一*北川ペアでも」神前結婚できてしまう恐ろしい場所だった。
祐一と香里が結婚式をすれば、神罰執行形態に移行した怪獣さんにぶっ殺される。
香里が入院している市民病院
色々と凍らされて悲惨な状態にある月宮の里とか、舞の鬼武者がちょっと暴れてボロくなった教団とか、もう男の娘に目覚めて悪鬼羅刹になり、クマ先生でも爺やさんでも猊下でも「アッーーー!」と言わせるのに躊躇いもなくして覚悟完了になっている祐一とか、色々と取り返しがつかない状態に陥っていたが、香里の病室は平和だった。
「うふっ、ご主人様〜、王子様〜、祐一様〜、うふふふふふ」
レイプ目のままだが、幸せいっぱいでお腹の子供を撫でて、幸せ絶頂の香里さん。
その王子様は男の娘と浮気中なのだが、怪獣の妹ように、それを感知するような特殊能力は無いし、音速で殴り込む力も無い。
まだ修復と改造が始まったばかりで舞の魔物を抜かれてしまい、霊体その他の改装工事も開始直後で、不滅でも何でもない。
天使の人形が、憑依された者が魔物に食われないで済む魔法を覚えた頃から、佐祐理、美汐、栞のように年単位で憑依され、昼間の住居にされた訳でもなく、何年も命を繋ぐ作業を続けていた訳でもないので、まだ発火能力も何も使えない香里。
そこに名雪関連の事後処理を済ませ、陸上の決勝まで見届けた秋子が、名雪とマコピーを伴って見舞いに来た。
ちなみに陸上大会の全記録とも「すべてのストップウォッチに細工がされていて、タイムが短縮されたように見えたのではないか?」と記憶が加工されて、正確な時計が校正に出されたりして問題は解決していた。
「あっ、名雪…」
嘘芝居で仲直りしていた名雪だが、本心では仲直りできていないので、微妙な関係の二人。
学園の女帝になった佐祐理に処刑されたり、委員長の取りなしで再び祐一の恋人として扱ってもらえるはずだが、名雪も香里も昨日今日の騒動には参加していない。
「香里さん、お具合はどうですか?」
「はい、もう元に戻ったみたいです。いえ、前以上に健康に、ご主人様… 祐一さんのお陰で」
一瞬、アッチの方のお具合が天国までイケる程良かったとか、白目剥いてタヒぬほ
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