第七章 C.D.の計略
戦慄の魔獣
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これまでの、仮面ライダーディケイドは―――――
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突如として現れた仮面ライダーディライド・京鏡花。
その出自等謎の多く残るそのライダーシステムだが、士たちの懸念をよそに、彼女自身はいたってまともであった。
昨今の仮面ライダー襲撃事件。
しかし、彼女の人柄を見てその可能性はゼロだ。
そして今日とて、彼女の面倒を任された門矢士は、仲間や彼女と共に、街に現る悪人、怪人の相手をこなしていくのであった。
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「だぁ!!」
「ぐぇっ!?ちくしょう、やれ!!」
「これでぇー」
《ATTCK RIDE―――》
「決める!!」
《―――Lightning Sonic》
吹っ飛ばされたギャングだかマフィアだかの風体の男。
見るとその手にはナイフが握られており、ナイフにはめられたマテリアが光り輝く。
マテリアはクラウドのいた世界のものだ。
それに魔力を込めることにより、様々な効果の魔法を発現させることが出来る。
そして、今回男はすでにそれを発動させおり、その男の命令通りに地を蹴り駆けだしてきたのは
「鏡花ちゃん!!」
「気を付けろ、そいつは召喚獣だ。炎の魔人イフリートだな」
他の悪漢どもを相手するディケイドにクウガ。
二人の声を聴き、ディライドはさらに蹴りに力を籠める。
「じゃあつまり、遠慮なくぶっ倒しちゃてぇ・・・・」
ピッピッピ
《Charge―――ATTCK RIDE―――Mighty Kick・Rider Kick・Rider Rocket Drill Kick》
「いいわけね!!」
ゴッ!!!
「へぇっ!?――――ぎぅぇえええええ!?」
バガンッ!!と、ものすごい音がした。
いや、実際にはさまざまな音と震動があたりに響いたが、その一撃の強さにもはやただその音としか表現しようのない轟音と化していた。
ディライドのキックによって、召喚獣・イフリートは成す術もなくチリと化し、その余波で近くにいた主犯格の男も轟沈した。
そのに握られたナイフからコロコロとマテリアが転がり落ち、バキンと砕けて粒子と消える。
最近では様々な世界の犯罪者が出てきており、こんなのものその一種だ。
だが、やってくるのはせいぜいが小物。
すなわち、元々の場所から逃げ出してきた格下も格下だ。
そんな輩がいたずらに新
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