第七章 C.D.の計略
戦慄の魔獣
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INAL ATTCK RIDE―――KA KA KA KABUTO!》
ハイパーマキシマムサイクロンしかない。
「バォォォオオオオオオオロロロオロロロロロロロロロロロロロロロォォォオオウウウウウウ!!!」
「ハァァアアアアッッッ!!!」
放たれる強力無比の砲撃。
チャージ時間が万全であれば、一撃で山一つ吹き飛ばすハイパーマキシマムサイクロンだが、その時間も短いこの場合では、ディケイドとカブトの二撃合わせて何とかといったところか――――――
「ガぁっ!!」
「ブォッ!?」
バァンッッ!!と、拮抗していた砲撃は空中で弾け、周囲のものをすべて弾き飛ばした。
衝撃に耐えられず、ディケイドは通常形態に戻り、ハイパーカブトも消えてしまった。
見ると、土煙が晴れつつある中には、巻き添えで倒れるキバーラや各国の兵士たちがいた。
「ブフー・・・・ブァァアァアアアア・・・・・!!!!」
その煙の向こうで、怪物の深い、そして大きな呼吸音が聞こえた。
(マズイ・・・次撃が来る・・・・)
このチャージ中に、なんとしても奴を倒さねば・・・・・
そのチャージ中にこそ、勝機があるというのに!!
「クソッ!!!」
溜まっていく「砲弾」。
土煙の中で、徐々に膨らんでいくシルエット。
同じ勢いで、士の中で焦りが膨らんでいく。
瞬間
《ATTCK RIDE―――Ride Booker》
「まさか・・・!?」
《Charge―――ATTCK RIDE―――MAXIMUM HYPER TYPHOON・SHINING CRASH・KISHIN KAKUSEI・OHRZE BUASH》
ザギン――――!!という音と共に、怪物と土煙、そして空間が切れた。
一瞬遅れて空間のみが元に戻り、土煙が吹き飛んで、両断された怪物が爆発し、消え去った。
その後には、ただ一人の装甲戦士が残る。
「鏡花!!!」
仮面ライダーディライド
その手には呼び出したのであろうライドブッカーが握られており、その刀身は炎が纏い、輝き、そしてエネルギーが螺旋で纏っていた。
それらが消え、剣そのものも消えると、ガクリとディライドが膝を着く。
突如のことで唖然とするも、周囲からは怪物が撃破されたことで歓声が沸き上がっていた。
その中で、ディケイド、クウガ、キバーラの三人がディライドに駆け寄った。
「大丈夫か!?」
「へ、へへー。たおしちったもんねー」
「バカ、なんで出てきた!!」
「へ?だ、だってヤバそうだし、出てくんなとは言われてないし」
待
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