暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
ディライン颯爽登場!!
[6/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
!!』



ビシッと手を上げ、んじゃ!と言わんばかりに。


そこから何とかその「途中から入れない岡林の授業」が終わるまでの50分で、彼は仮面ライダーディケイドだということ、君のシステムはこいつのと似通っていること、最近こういうことが起こっているから、話をさせてほしいと二人が必死になって説明したのだ。

ちなみに残る一人は速攻で拳を振り上げていた。短気過ぎないか。
しかし0.1秒のスキを突かれて、笑いのツボ百裂拳(世紀末バージョン)を喰らって死んだ。

ディケイドが死んだ!!この人でなし!!

「あ?」

ナレーションにガン飛ばさないでください。
死んでしまいます。



閑話休題



ともあれ、今は彼女の学校終わり待ちなのだ。

「学校だったから学生だとは思ったけど」

「まさか・・・・」

「高校生だったとは・・・・」


氏名:京 鏡花
こう書いて「かなどめ きょうか」と読むらしい。


『はい!奏駿学院大学付属高等学校2年4組!京鏡花です!』


とりあえずそんな自己紹介をして、学校が終わったら来てくれと写眞館の住所を教えたのだ。



「にしても、高校生かー」

「どうしたユウスケ。JKに興奮したか?」

「いやどーしてそーなる」

「ユウスケ・・・・」

「え、夏海ちゃん何その視線」

「見るな夏ミカン。奴は想い人を亡くしてから女の影がなかったんだ。仕方のないことだ」

「お前最低だな表出ろやオイこら」



そんなこんなで30分後。
京鏡花が写眞館に来ると――――


「私服かよぉォォオオオオオオ!!!」

「あ、うちの高校私服オーケーなんですよ」


ユウスケが叫んだ。
なんだかんだ言って若い子の来訪を楽しみにしていたみたいだ。


「私は若くないと?」

だからナレーションに殺気放たないでください。
あなたディケイド以上に自由ですか。

「いつでも自由に?」

「やっぱり夏ミカンは――――プロミスだなッ!!」

さよけ



閑話休題




ともあれ、話をすすめなければならない。


彼女が何故、どうして。
あのドライバーを手に入れたのか。



------------------------------------------------------------


京鏡花。
奏駿大学付属高校2年生。


そんな彼女が、仮面ライダーの力を手にしたのは、つい二か月前の事だ。


「夏頃か」

「はい。あれは暑い日でした・・・・」

遠い目をしてあの日のことを思い返す鏡花。
あれは確か、どこかがその年の最高
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ