第七章 C.D.の計略
ディライン颯爽登場!!
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展開させ飛び込んてきた。
飛行することで一気に距離を縮めて攻撃をしようとするヤミー。
だが、ディラインは焦っていない。
この距離なら「発動する時間はある」からだ。
「へーい!!」
パシッと左手のブレスレット―――ディライドライバーをタッチする。
すると、そこからブンッとホログラムが投影された。
描かれているのは、クウガからキバ、そしてディライド自身のライダークレスト。
その中のカブトを二回タッチし、入れ替わるように出てきたいくつもの文字列の中から一つをタッチ。
そして、そのホログラムを押し込むように、ブレスレットを再び叩く。
「ほっ!」
《ATTCK RIDE―――》
「せいっ!」
《―――CLOCK UP!》
彼女がとったのは簡単な動作だ。
ホログラムを押し込んだブレスレットを、地面に向けて振る。
するとそこからカードが飛び出し、地面に張り付いた。
そしてそれを足で踏んでカードのエネルギーがディラインの足に移動し、直後カブトムシヤミーの目の前から彼女の姿が消えた。
「ウギィ!?」
着地するカブトムシヤミーだが、目の前で起こったことがわからない。
だが、この場に駆けつけた三人はよくわかっていた。
これは、カブト系統のクロックアップの高速移動だ。
一瞬で背後に回り込むディライン。
すると、次はブレスレットからファイズを選択。
入れ替わりで出てきたカイザの紋章をタッチし、その中の文字を選択した。
《ATTCK RIDE―――KAIXA BLAGUN》
どうやら彼女がブレスレットを向けた方向で変わるらしい。
彼女とヤミーの間にホログラムのカードが表れ、そこに彼女が右手を通す。
そして引き抜いたときにカードは消え、彼女の腕にはカイザブレイガンが握られていた。
どうやら、彼女のブレスレットはライダーを選択することで、その武装を呼び出すことが出来るようだ。
そしてそれは、カードを通過させた箇所に付随されるらしい。
「行くよッ」
「イぃぃイイイ!!!」
彼女の声に反応し、背後に襲い掛かるカブトムシヤミー。
だが如何せん彼女の方が早い。
一撃、二撃とX字にヤミーを斬り裂き、後退したところにマーカーを打ち込む。
成す術もなくヤミーは網目状のエネルギーの身体を拘束され、その間に彼女は更に別のデータを読み込んでいた。
《ATTCK RIDE―――MIGHTY KICK!》
「うぉりゃぁー!!」
ブレイガンからマーカーを打ち込んで、ブレスレットを操作しながら一回転。
ヤミーに向けてカードを放ち、
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