第七章 C.D.の計略
Mの襲撃/目論む男
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遺体未発見であるがプラントの爆発状況からみて「神月羽馬真は死亡した」として処理し、彼はこの世界から姿を消した」
「「!!」」
岩山の上から聞こえてきた。
フィリップと翔太郎がその声がした方を見上げると、そこにいたのは
「そして、今ここに至る」
「神月羽馬真・・・」
「来たということは、わかっているのだろう?」
取り出されるマキシドライバー。
対して、翔太郎もダブルドライバーを腰に装着しメモリを取り出す。
「一つ聞きてぇ!何故オレ達を狙った!!」
翔太郎が叫ぶ。
だがそんなことは関係ないと言わんばかりに、神月はマキシメモリを取り出して起動させた。
「理由?そんなものは一つしかない」
そしてメモリを挿し込み
「仮面ライダーを倒す。そうすれば、最高の評価につながると思わないか!!――――変身」
《マキシ!!》
ドライバーを引いた。
夜の闇の中光が灯り、装甲が展開され、その姿を仮面ライダーマキシへと変貌させる。
そして飛び降り、これからメモリを取り出そうとするフィリップの方へと襲い掛かった。
「フィリップ!!」
「大丈夫」
「ん?・・・んおっ!!」
飛び掛かるマキシ。
だが、その攻撃は間に割って入ってきたファングメモリによって阻まれた。
距離をとるマキシ。
ファングメモリを変形させ、二人ともがガイアメモリを挿し込み変身の準備を整える。
「いくら君が頑張ろうとも、財団Xはすでにガイアメモリ事業から手を引いている」
「しかもあいつら、自分たちで作れるようになってっから、いくらこんなことしても無駄だぞ」
フィリップ、そして続けて翔太郎が告げる。
確かに、財団Xはガイアメモリやコアメダル、アストロスイッチに至るまでを独自に入手し、その製造を可能としている。
今更手を貸したりする必要がないのだ。
しかしそんなこと、当然神月はさも当然のごとく――――
「財団Xが・・・・・ガイアメモリ事業から手を引いた?」
知らなかった。
「「いや知らなかったんかい!!!」」
説明しておいてなんだが、まさか本当に知らないとは思わなかった。
え、どうしよう?とマキシが顎に手を当てる。
本当に知らなかったようだ。
だが、ポンと手を打ち再び向き直る。
「お前らを倒せば、彼らの耳にも入るだろう」
《ミスト!》
ミストメモリを取出し構える。
また毒霧か。
(対処がわかっていれば脅威ではない)
(ああ。ま、いきなり来るとは思わなかったけどな)
翔太郎がメタル、フィリップがヒートメモリを隠すように取り出し握る。
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