第七章 C.D.の計略
フォルテッシモ♪運命の鎖
[8/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
か見えない、お前自身だ!!!」
「おのれキバぁぁァアアア!!この俺が何かに縛られているなどそんな現実」
「アぁああッッ!!!」
「認めn」
ドォンッッッ!!!!
闘牙は―――赤嵜紅矢は、最後まで言い切ることは出来なかった。
キバのキックが身体を貫き、漆黒の闇の中に消えていった。
もともとの身体の成分か、それともその装甲の欠片か。
バラバラと散りながら一体に散るその破片は、砕けたステンドグラスのように煌いていた。
------------------------------------------------------------
報告書
本件は、綾女ヶ丘における紅渡・仮面ライダーキバによる交戦の結果報告である。
対象:赤嵜紅矢なる仮面ライダー闘牙
状況
対象は隔離結界「赤い夜」を使用し皐月駆をはじめとする「魔石所有者」から、その魔石を奪取せんとしたものである。
交戦の末、キバにより対象は撃破された。
備考
交戦内容、対象についての報告は別紙を参照されたい。
なお、本件は連続する「仮面ライダー襲撃事件」の一件と認定する。
以上
------------------------------------------------------------
綾女ヶ丘に、「EARTH」の調査隊が入る。
数か月前から始まった擬似ライダーともいえる存在による襲撃。
オーズに対するトーチ
響鬼に対する絶鬼
カブトに対するマンティス
ファイズに対するスクエア
龍騎に対するスパイズ
アギトに対するオルタ
そして、今回のキバに対する闘牙だ。
しかも、これだけではなく更にもう一件。
これだけあっては、調査が入らないわけではない。
何かがある。
そのため、この調査には蒔風自らが現地に立って指揮をしていた。
その中で、現実世界までついてきたいくつかの闘牙の装甲の欠片が採取された。
そしてその中で、ほんのひと欠片を握りポケットにしまう男。
それはポケットの中で小瓶に入れられ、保存された。
その後、その小瓶がどこに送られたのか――――
「これ、どう思うよ。お前響鬼さんのほう見てきたんだろ?」
「・・・わからないな。あまりにも関連性がない」
「ほぼ同時期、そして仮面ライダー。関係するのはこれだけ。何かわからないか?」
「わからんって。お前がわからないのになぜおれがわかる」
「各世界をめぐった俺やお前なら、何かわかると思ったんだけどな」
確かに、仮面ライダーという代名詞があっているだけでありその各個の本質や属性はまったく異
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ