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世界をめぐる、銀白の翼
第七章 C.D.の計略
闘牙とは
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殺技というようなもの)

ただし、この考えは先述の通りキバとの初戦で改められることとなり、油断なくウェイクアップを使用するようになる。

使用するのはただ一つ。
「闘牙蹂躙」と名付けた、爪上のエネルギーを纏っての猛ラッシュ。

そして敵を壁、若しくは地面に押し付けた後に口内から放つエネルギー砲で至近距離からぶち抜く。


人間を支配するという認識では冠木(マンティス)と同じだが、奴隷と食料とで用途が異なる。
もしも二人が出会ったとしても共闘するつもりではないので、先に成功すればよし。もし先を越されても、そのあとで殺して丸々いただき、くらいに考えている。


「人は邪魔だ。無駄に数だけのさばって、ライフエナジーも貧弱と来ている」

「だがファンガイアが滅びた後、重要な食糧源となる」

「滅ぼしはしない。生きながらえ、産んで増えろ。貴様らの矮小な命の上に、我らレジェンドルガが立ち上がる!!」


両者とも自分に絶対の自信があるため、後になろうが先になろうが、結局は自分の勝利だと信じている。
それは盲信ではなく、確かな実力に裏付けられた事実なのだ。



「未来だと?次の世代にだと?短い命の、貧弱な種族の考えそうなことだ!!」





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