第215話 金銀銅の包囲網
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かに聞こえていた。
『……賀織? どうしたのよ、こんな時に――え?』
『――樋稟ちゃん?』
『何があった?』
刹那。
耳の部分に手を当て、通信に専念していた救芽井の身体が――凍り付いたように動かなくなる。
その異変を感じたらしく、古我知さんと茂さんも訝しむように救芽井に問い詰める。
それに対する、救芽井の回答は。
『姫様が……ダウゥ姫が、いないって』
この戦況に訪れる、新たな波紋を報せるものだった。
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