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ヘタリア学園
第六千七百九十話  毎年やってても

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第六千七百九十話  毎年やってても
 カナダは解散の時に皆に言いました、ここでやっとパーティーで発言出来ました。
「皆もうこの顔触れで七十年以上じゃない」
「カナダもいたたいね」
 インドがカナダに応えました。
「そういえばそうだったたい」
「そういえばって何?」
「だから言ったままたい」
 まさにというのです。
「気付かなかったたい」
「あの、このやり取りもね」
「ほんの七十年位たいな」
 インドにとって七十年なぞそれ位の時間です。
「まだまだ付き合いの時間が短いたい」
「短い?けれど七十年の間ずっとじゃない」
 いつも存在を忘れられているというのです。
「皆いつも僕のこと忘れるから」
「ついついたい」
「ついつい七十年以上忘れられ続けるって」
「他の面々は目立つたいが」
 インドも含めてです。
 ですがカナダはいつもこうです、とにかく目立たなくてそれでパーティーにいても気付いてもらえません。


第六千七百九十話   完


                  2018・1・13


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