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心関連
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* 闇病/やみびょう

・約百年程前に突如として流行りはじめた謎の病気。人から人へうつる病ではないはずなのだが、物凄い勢いで病原菌は広まって行き町一つを簡単に滅ぼしてしまう程に感染力は高い。
・この病にかかる患者の多くは罪人である。
ここで一つ、問題が発生する。罪人とはドコからドコまでが罪人なのだろうかと。
法を破るような罪を犯したものは間違いなく罪人だ。人を殺した、物を盗んだ/壊した、何か悪い事をした、それらは全て国で定められた法に背くもの、罪を犯した罪人は病気にならずとも殺されて当然だと言うのはもっともな意見だと言えよう。
・だがしかし、これがもし生まれたばかりの赤子だったらどうなのだろう。
まだ善悪の違いもわかっていない赤子。彼らに法を説く方間違っていると言う者が多いだろう。
だが闇病にそんな常識など関係ない。
・完治させる方法は見つかっておらず、最善の方法とさせるのは患者を"殺す"こと。只一つ。
・赤子も成人も老人も関係ない。罪人は例外なく全て"死"あるのみ。
【罪悪感を抱いた時人は罪人になるのだ】

* 穢れ/けがれ

・闇病患者のなれの果ての姿。人の姿で死ぬ事を許されなかった罪人の最期。
・平たく言えば黒いどろどろとした塊。コールタールを思わせるそれの表面はプルプル動き、一秒として同じ動きを保っていない。
・生前の人物の同じ背丈をしているスライム種の中では最強に近い強力な酸能力を有する上位種。
・生前の記憶も自我もなく、ただ無意味に世界を放浪するだけの化け(モンスター)
(……はずなのだが、穢れを使役する者達がいることが目撃された例もある)

人の心が映し出す闇。記憶の奥底に封じ込めた過去の記録。

* プリンセシナ

・人の心が具現化した精神世界"プリンセシナ"
・持ち主によって、造り、深さ、見せる記憶は違う――百人居れば百通りのプリンセシナが存在するということ。
だがしかし千差万別のプリンセシナでも大きく分けることで二種類に分類することができる。

* 一つ目は参加型。

・プリンセシナの持ち主である人物の過去の記憶世界の登場人物として参加し体験する世界。
・この世界では登場人物達に"侵入者"の姿は見えており、会話をすることも可能。
・まるで今まさに現実時間(リアルタイム)で起きているかのように感じることが出来る。

――現実的な体験であっても所詮は過去に起きた出来事の再現。起きた過去を書き換えることなど神にもできない。

* 二つ目は劇場型。

・プリンセシナの持ち主である人物の過去の記憶を劇や映画を観るかのように映像として観て体感する世界。
・この世界では登場人物達に"侵入者"の姿は見えておらず、会話をすることは不可能。
・過去に起きた出来事の記録映像を傍
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