125部分:第十話 映画館の中でその十五
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。両家の対立は」
「剣が必要だ」
その結び目を断ち切る剣がだというのだ。
「それが必要だな」
「ですがその剣は」
「誰も持っていない」
これが現実だった。だから今まで誰もどうしようもなかったのだ。
そのことについてだ。伊上は憂いの顔で話す。
「どうすればいいのかもだ」
「わかりませんね」
「わからない。当然わしもだ」
伊上自身もだというのだ。その憂いの顔での言葉だ。
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