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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人)ラブラブおもちゃ箱
ピクニックでの事
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きょりをとっていた。
なのはは愛しそうに頭を撫でながらうたた寝を始めてしまった。
もし、なのはが起きていれば大丈夫だったのかもしれないのだが、ヴィヴィオのいたずらが悲惨な目になるなんて本人は気づいていなかった。

 牽制でシューター一発と時間差でジャンプをして軽く当てるつもりだった。
そのシューターは綾自信の防御壁に阻まれてしまった。

「きゃぁ」

 なのはの控えめな悲鳴が聞こえた。
それもそのはず
膝枕していたはずが、綾に座りながら抱きしめられていたから

 綾となのはを中心に竜巻が起きていた。
時間差で飛び出していたヴィヴィオは見事にその竜巻に入ってしまった。

「来たれ天の竜」

 綾の詠唱が終わり力ある言葉を発する。

『亀裂(ディエンティアー)』

 竜巻は亀裂となりヴィヴィオを切り裂いたかに見えたが、間一髪フェイトが救っていた。
フェイトも飛び込むのと同時に同じ呪文を発し、綾の呪文を弱めさせヴィヴィオを救った。
だが、所々フェイトの服装が切り刻みされてた。
綾はなのはを置き、ダッシュをしてフェイトの方に向かっていった。
フェイトはこれは不味いことに気づいた。
何故なら綾がまだ寝ている感じだったから
多分綾の防衛本能となのはを護るということを自動でプログラム組んでいたのかもしれない。

「スレイヤード、スレイヤードバルモル暗き闇の雷よ」

『雷撃(バルボルト)』

 本当に間一髪ながらフェイトの方が一瞬早く呪文が完成したのだが、食らう瞬間
綾もハイキックをしてフェイトに蹴りを当てていた。
綾は呪文を完璧に受け真っ黒にお焦げになってしまった。

「フェイトちゃんやりすぎだよ、綾ちゃん!」

 焦げた表面が外れ綾が不機嫌そうな顔をしてフェイトを睨んだ。

「フェイト、今回私みんなのために色々行ってなのはにご褒美をもらってたのに、、邪魔をするなんて俺に恨みでもあるわけ」

 この場面を見ていたみんなは息を飲んでしまった。
小学生組は腰を抜かしたかのように地面にお尻を付い泣き出してしまった。
それもそのはず
綾ははっきりと殺気を発動しながらフェイトと対峙していたから
見守っていた大人組は警戒をしていた。
その時フェイトの後ろに居たヴィヴィオが震えながら前に出て頭を下げた。

「綾お姉ちゃんごめんなさい」

「なぜ?ヴィヴィオが謝るの?
身内に雷撃の呪文なんて普通の人なら死んじゃうよ
いくら不意打ちでも仕打ちひどいのはフェイトだよ」

状況を知っている大人組は全員思った。
そんな危険な呪文を先にヴィヴィオにぶつけようとしたあんたが言うなと

 ヴィヴィオは泣きながらことの顛末を話した。
それを聞き綾は頭をかきながらヴィヴィオに謝った。

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