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レーヴァティン
第三十七話 極寒の地その二
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「私には」
「拙者もこれは」
 進太は苦労して酒をのんでいた、そのウォッカを。
「ギリギリでござる」
「日本酒やワインは普通に飲めるけれどな」
 それでもとだ、久志が言うには。
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