第137話 それは歪な正義の味方
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ニフォームのグローブになっていたのだ。
「バッテリー……切れッ!?」
思わず手を引っ込めると、俺は驚愕と焦燥に染まっていた表情を強引に切り替え、鉄人の凶眼を懸命に睨みつける。
心の動揺を隠す仮面がなくなった以上、弱みを持った顔はできない。怒りと焦りと混乱に塗れた精神を抑え、俺は屈しない表情だけを武器に、勝ち目のない巨壁と相対する現実を強いられていた。
の、呑まれてはならない……呑まれてはッ!
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