第134話 ありえない伏兵
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命に俺を救おうと声を絞り出そうとしている彼女を見る度に、俺は強く胸を締め付けられていた。彼女を助けられない現実と、彼女自身が背負う苦しみを、同時に突き付けられていたのだから。
俺の意志。彼女の苦しみ。古我知さんの覚悟。その全てを嘲笑うように、火炎放射器の発射口に火が灯る。
文字通りの、一巻の終わり。十年前の映像のラストを再現するかのような末路に、俺は抗う術を持たなかった。
――ごめん。古我知さん。四郷。……矢村。
そして、そう呟くしかないのかと、心のどこかで諦めかけた時。
「まま、待ちぃやッ! りゅ、りゅりゅ、龍太を離さんかいッ! このオンボロボットォッ!」
……有り得ない伏兵が、この戦場に降臨する。
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