第123話 ヒーローを統べる女帝
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撃を浴びせる。
「やはり梢の指示通りだったようだな……! フッ、一煉寺龍太よ。この貸しは大きいぞ! 久水茂、参るッ!」
そして、茂さんとG型は俺を庇うように前面に立つと、威勢のいい啖呵を切ると同時に電磁警棒を振りかざす。
戦い方での相性の差という部分もあるとは思うが……仲間が横から入るだけでここまで変わるものなのか……!?
「ああいう単純化されすぎた命令を受けたロボットというものは、得てして外部からの不意打ち――すなわち『ターゲット外からの攻撃』には弱いものでしてよ。……フォフォフォ……さぁ踊りなさい、醜く汚らしい機械人形共。このワタクシの掌上で……!」
――そして、この戦いの裏で……彼女が黒く濁るような笑みを浮かべて戦場を見下ろし、妖しく口元を吊り上げていたことは、俺には知る由もなかったのである。
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