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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
開戦一年目 五回目のサイコロ
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に頼るしか無い。
 問題なのは消耗の激しい航空機で、これだけ生産してもまだスター・デストロイヤーに空きがあるので地球側の航空機を積みたいと提案し了承された。
 その時見せたワープ技術の譲渡を地球側は度々要請するようになるが、こちらの切り札というのと持ってしまってイスカンダルへの旅が無くなるのはまずいからこれを却下する。
 地球側の基地進捗が遅れている事もあって天王星基地の拡張に集中し、大規模な航空機基地ができ基地航空隊が展開したのもプラスになるだろう。


「なんとか待ち受ける体制が整いつつあるけど、このまま敵を待つつもりなのかしら?」

 叢雲中央CICの中で、叢雲が俺に尋ねる。
 この巨大体育館ほどの広さのある部屋では常時誰かがモニターし、指示を出している叢雲の頭脳部分に当たる。
 なお、俺の回りに控えているのが叢雲を除けば、全員自動人形のメイドだったりするが気にしてはいけない。

「近隣星系への探査も今のうちにしておいた方がいいかもしれないな」

「というと、アルファケンタウリ、シリウス、プロキオンあたりですか?以上」

 俺の言葉に副長になった自動人形の武蔵さんが返事をする。
 なお、女神チートでもらったフォースを持ってしても、武蔵さんと鹿角さんに勝てない。
 あの世界の技術はすげぇ。

「そのあたりだな。
 それぞれの星系のコルベットを一隻ずつ向かわせて偵察しろ。
 万一の事を考えて、他星系にもそろそろ基地を作っておいていい時期だ」

「かしこまりました。
 コルベット三隻をアルファケンタウリ、シリウス、プロキオンの各星系に送ります。以上」

 なお、俺が武蔵さんや鹿角さんと話していると叢雲の機嫌が少し悪くなる。
 嫉妬しているらしいがそれに気づいていなのがまたかわいい。

「やる夫様。
 このままの生産体制を続けていると、資源の供給が追いつかなる可能性があります。
 正確には、資源確保では無く、資源運搬の方で障害が発生しかねません。
 戦術ドロイドとの協議の結果、資源搬入輸送船としてアクラメイター級汎銀河軍事用アサルト・シップの建造を進言します」

 戦力が増えれば必然的に補給に負担がかかる。
 消耗した戦力の補充に力を注いだ結果、補給部分の弱体化が露呈したのである。

「たしか、それを見越してヴェネター級スター・デストロイヤーの建造を進めたんじゃなかったの?」

 叢雲の質問に鹿角さんは淡々と答える。

「jud.
 ヴェネター級スター・デストロイヤーも輸送艦としての能力を十二分に要しており現在も資源運搬活動に従事しておりますが、次の会戦で消耗すると一気に生産体制に支障が出かねません。
 地球側との連携がある程度の視野に入った現時点で、後方支援艦艇の充実を視
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