第103話 淫らで凛々しき女騎士
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ですけどッ!?」
すっかり平常運転に整復した俺達。もう、気後れはない。あるのは程よい緊張感と、彼女達のエール。そして、俺自身の括られた腹だけだ。
「腕輪型着鎧装置」をガッチリ右腕に嵌め、コスチュームを動きやすいように若干着崩し、胸元を開く。……なんか後ろで久水が悶えていらっしゃるが、ここは無視しとくか。
「よぉーっし、ここまで来たらぶつかるだけだ! 行くぜッ!」
そして、軽く伸脚を済まし、控室を出ようとドアノブに手を――
「……少しだけ、話しておくことがある。時間を頂こう」
――掛ける瞬間。
妹に劣らぬ気高さを纏う、茂さんの一声が俺の動きを静止させた。
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