第2章
戦闘校舎のフェニックス
第22話 決戦、終了です!
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以上イッセーの苦しむ姿を見たくないと訴えかけるように顔を背けていた。
『終わったな』
『ライザー!』
部長は魔力でライザーの腕を再び吹き飛ばすが、ライザーの腕はすぐに再生した。
『リアス、キミだってこの程度の魔力しか残っていない! 素直に負けを認め、さっさと投了したらどうだ?』
『・・・・・・誰が・・・・・・!』
部長はまだ諦めていないが、事実上の下僕の全滅に心が折れかけていた。
『・・・・・・大丈夫っスよ・・・・・・部長・・・・・・』
「なっ、イッセー!?」
さっきまで倒れ伏していたイッセーがふらふらになりながらも立ち上がっていた!
『・・・・・・俺・・・・・・どんなことをしてでも、勝ちますから・・・・・・。・・・・・・俺・・・・・・最強の「兵士」になるんです・・・・・・! そう、部長と約束、したんです・・・・・・! ・・・・・・部長が鍛えてくれたんだし・・・・・・』
うわ言のように言葉を発するイッセー。
『チッ。死に損ないが!』
『・・・・・・まだ・・・・・・戦えます・・・・・・約束、守りますから──があっ!?』
「っ、イッセー!?」
『イッセーっ!?』
「イッセー兄っ!?」
「イッセーくんっ!?」
「イッセーっ!?」
未だに倒れないイッセーにライザーは追い討ちをかけ始めやがった!
『・・・・・・・・・・・・俺・・・・・・戦います・・・・・・。・・・・・・?俺・・・・・・部長の「|兵士「ポーン」ですから・・・・・・。・・・・・・まだ戦います・・・・・・。・・・・・・勝ちますから──ぐっ!?』
ライザーは容赦なくイッセーを攻撃するが、イッセーは決して倒れなかった!
「イッセー兄っ! お願いだから倒れてっ!?」
「もうやめてよっ! イッセーくんっ!?」
「バカっ! 死んじゃうわよっ!?」
千秋たちは聞こえもしないにも関わらず、映像の中のイッセーに必死にやめろと呼び掛ける。
『イッセー、下がりなさい! 下がって!?』
『・・・・・・・・・・・・俺・・・・・・俺・・・・・・』
部長がいくら命令しても、イッセーはいっこうに下がろうとしない。
『・・・・・・イッセー・・・・・・! なぜ私の命令が──っ!?』
すると、部長は突然絶句してしまった。なぜなら、イッセーはすでに意識がほとんどないことに気づいたからだ。
『・・・・・・・・・・・・部長・・・・・・が・・・・・・笑ってくれる・・・・・・の・・・・・・なら・・・・・・』
それでも、イッセーは言葉を発し、ライザーに向かっていく。
「・・・・・・イッセー、おまえ・・・・・・!」
『・・・・・・?イッセー・・・・・・あなた・・
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