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儚き想い、されど永遠の想い
104部分:第九話 知られたものその十
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しょうか。意識して入られると」
 そのことをだ。真理に尋ねるのだった。
「やはり違いますか」
「そうですね。何かが違います」
 実際にそうだと答える真理だった。やはり森の中を見回している。
 そしてそのうえでだ。彼女はまた言うのだった。
「森の中というのは」
「どうですか?それで」
「ずっといたいです」
 こう義正に言うのだった。

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